- ●「新規分野への進出」という新たな挑戦
- 片岡製作所が持つ技術の活用を目指し、新しい分野への挑戦ができないか—。それが、業界を激震させる新たな装置が開発されるきっかけとなった「思い」だ。
長きに渡る調査の末、白羽の矢が立てられたのが、ライフサイエンス分野。プロジェクトメンバーの一人S.Hが当時を振り返る。
「これからの日本社会、そして世界で発展が期待される分野の一つです。『社会貢献』を社是に掲げる片岡製作所だからこそできることがあるに違いない。それが我々プロジェクトメンバー共通の思いでした」
レーザ技術を武器に、太陽電池や液晶の製造装置などを開発してきた片岡。新たに開始したこのプロジェクトでは、培ってきた技術が存分に活用されている。
「細胞プロセシング、つまり細胞培養という新規分野に進出することが、このプロジェクトの目的です。そのために必要な『細胞プロセシング装置』を完成させることが、我々に与えられたミッションでした」
細胞培養のプロセスにおいては、不要な細胞の選別・除去という工程が必要になる。実はこの作業、訓練された作業者が手作業で行うのが当たり前だった。いかに負担が大きく、面倒で時間のかかる作業だったかは想像に難くないだろう。








